また46位、奈良。

投稿者: はる家 投稿日: 2018年4月17日 in お知らせ

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平成29年1月から12月までの統計調査によると、奈良県の宿泊観光客数は、今年も47都道府県中46位。かつ前年対比-5.0%と、観光需要増の昨今にあって、前年より減っています。(註1)。

京都と大阪が近すぎて日帰りで済まされてしまうという方がありますが、日帰りでは見られないものが多すぎる奈良。

日本の国宝の3分の1が奈良にあり、あとの3分の1が京都にあり、残りの3分1が全国各地に散っています(註2)。お能も日本酒も茶道も京都のものと思われがちですが、元を辿れば、みんな奈良から生まれています。いわば日本の聖地。その奈良が、また46位とは、つくづく日本の恥だと思います。

「奈良」とは「良いことを大きく示す」と書きます。「落ちることを大きく示す」と書くと「奈落(地獄)」。奈良とは、奈落の反対の意味で、日本の浄土(理想郷)のことです。建国にあたり理想的な国にしようと、先人が付けた名前です。その思いと試みの全てが奈良のそこかしこに、今も息づいています。

日本で一番ベットタウン化が進み、県外消費額が多いのが奈良県です(註3)。もしかしたら、奈良の人が一番、奈良のことを知らず、奈良の価値に気がついていないのかもしれません。であれば、他府県の方に知って頂けていないのは無理ないことかもしれません。

奈良公園の朝ひとつをとっても、世界に唯一無二の絶景です。書店に行けば、京都の情報がいかに多く、奈良の情報がいかに少ないかに、改めて驚かされます。憚りながら、「はる家 ならまち|庄屋屋敷の町家」では、奈良に来られてから奈良に魅了され、2泊、3泊と延泊される方が、京都より圧倒的に多くいらっしゃいます。

「奈良の宿泊観光客数は、全国10位」と言われても、少しもおかしいとは思いませんが、大きなことは申しません。まずは来年こそ、せめて45位に。

註1:観光庁|宿泊旅行統計調査|平成29年
註2:「京都1位。奈良2位」
註3:県外就業率から見た奈良県|奈良県統計課

□写真:「はる家 ならまち|庄屋屋敷の町家」 四季山水図屏風 江戸時代

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