[5月8日]和歌山 竈山神社 雄誥祭

投稿者: はる家 投稿日: 2020-05-16 in はる家, 旅する古事記

 

[5月8日]

竈山神社 雄誥祭

 

午前4時。まだ薄暗い京都を車で發ちます。

午前10時から斎行される竈山神社の「雄誥祭(おたけびさい)」の前に、南大阪から和歌山北部にかけて點在する神武天皇聖蹟顕彰碑の3基を巡拝しておきたいと思つたからです。

 

神武天皇聖蹟雄水門顕彰碑

 

1つ目は、難波津に上陸された神日本磐余彦命(後の神武天皇)御一行が、行く手を阻む長髄彦と争はれ、重傷を負はれた皇兄・彦五瀬命が「雄たけび」遊ばされた『日本書紀』傳承地に建つ雄水門(おのみなと)顕彰碑。「天神の森」と称される緑豊かな鎮守の杜に、男神社といふ祠も鎭座されてゐます。

 

神武天皇聖蹟男水門顕彰碑

 

2つ目は、男水門(おのみなと)顕彰碑。「雄水門」と「男水門」。「雄」か「男」かだけの違ひで、讀み方も同じ2基が、大阪府と和歌山縣の境をまたいで隣接してゐます。

「雄水門」の碑文には、「神武天皇戊午年五月皇軍ヲ率ヰテ茅渟山城水門二至リ給へり時二皇兄五瀬命矢瘡ノ痛甚シク劔ヲ撫シテ雄誥遊バサレシニ因リ時人其ノ處ヲ雄水門ト稱セリ聖蹟ハ此ノ地附近ナリト傳ヘラル」とあります。

「男水門」の碑文には、「神武天皇血沼海ヨリ廻リテ紀國ノ男水門二至リ給ヘリ時ニ皇兄五瀬命賤奴ガ手ヲ負ヒテヤ死ナント宣ヒ男建シテ薨ジ給ヒシニ因リ男水門ノ名ヲ得タリ聖蹟ハ此ノ地附近ナリト傳ヘラル」とあります。

『古事記』に「男水門」、『日本書紀』に「雄水門」とある、2つが2つともあることを、どちらが正しいとか、私はかう思ふとか言ひたがるのは今の人の悪い癖で、まずは後世に託されたバトンを素直に受け取るところから始めたいものです。水門吹上神社の境内にある「男水門」顕彰碑が大東亜戦争の空襲に被災して大きく缺けてゐるのも、よくぞ残つてくれたと思ひます。

 

 

神武天皇聖蹟名草邑顕彰碑

 

これで午前10時からの「雄誥祭(おたけびさい)」には間に合つたやうなものですが、實はもう1つ、目的地の竈山神社(かまやまじんじゃ)のすぐ側に名草邑(なくさのむら)顕彰碑があることを知つてゐました。まだ少し時間がありますので、お約束させて頂いてゐた日本経済大學の久野潤准教授と合流して向かひました。

そこは、地図にも明確には記載されてをらず、どうやら目の前の小高い丘の上にあるやうなのですが、どこから登つてよいかも判じません。通りかかつた犬の散歩をしてゐるご婦人に尋ねてもご存知なく、近くの工場の経營者らしい男性に声を掛けて、やうやく「ここから」と案内されたのは、道ともつかぬ藪の中でした。

久野さんも私も、そこは慣れたもので分け入つて行くと、枝中にトゲの生えた木や、腐つてゐて握ると折れる枝に、蜘蛛の巣を大量に被りつつ、彼方此方を手分けして、とにかく上を目指すこと数分。「ありました!」と久野さんの声。玉垣の中にまで雑木が生い茂つた荒れた姿の名草邑(なくさのむら)顕彰碑を發見しました。

石碑の管理ひとつ取つても想像以上の困難を伴ふ場合がありますので、非難がましいことは輕々に口にするものではありませんが、この有り様を見て痛ましいと思ふ心は大切で、日本人が日本人でなくなつたら何も感じないでせうし、さうなればその内に日本も日本でなくなつてしまふでせう。日本全國に19基ある神武天皇聖蹟顕彰碑を、戦意昂揚のために作られたものだとか、そもそも神武天皇は實在が定かではないとかクサす人がありますが、ぜひ一度お訪ねになつて頂ければ、きつと「あれ?」「なんか懐かしいぞ」「荒れてゐるの、嫌だな…」と自然な感情が湧いて来られるのではないでせうか。神武天皇聖蹟顕彰碑を訪ねた人が抱く心情こそが、幾千の物証に増して、日本の繼續性を雄辯に物語るものなのかもしれません。

■3月10日
奈良陸軍墓地 清掃奉仕と慰霊顕彰祭
奈良県護國神社 陸軍記念日祭參列
神武天皇聖蹟鵄邑顕彰碑(16) ※1回目(5月27日にも)
※受付開始:令和5年2月豫定

特集記事:[3月10日]奈良縣護國神社 陸軍記念日祭

開催詳細

 
開催日
 
令和4年2月11日、3月10日、4月3日、5月27日、6月1日、6月26日
 
募集対象
 
[はる家 ならまち]ご宿泊者様
 
募集定員
 
最低催行人数1名、最大定員数6名
 
料金
 
大人1名(16歳以上)3,000(ゑん(税込)
※小学生以下無料
※料金に含まれるもの:(1)玉串料 (2)史蹟探訪送迎
※料金に含まれないもの:(1)宿泊料金 (2)宿泊施設までの交通費 (3)食事代
 
備考
 
・各回のみの參加可能
・各祭典への參列は[はる家]から手配を致します。

■4月3日
橿原神宮 神武天皇祭參列 國栖奏
大神神社 自由參拝
大美和の杜展望台
山の邉の道
神武天皇聖蹟狭井河之上顕彰碑(19)
※受付締切:令和4年3月27日

特集記事:[4月3日]奈良 橿原神宮 神武天皇祭

特集記事:[3月下旬-4月上旬]大神神社 大美和の杜 展望台 桜

■5月27日
奈良県護國神社 海軍記念日祭參列
神武天皇聖蹟鵄邑顕彰碑(16) ※2回目(3月10日にも)
※受付締切:令和4年5月15日

■6月1日
丹生川上神社下社 例祭
黒滝吊橋
丹生川上神社上社
神武天皇聖蹟丹生川上顕彰碑(13)
丹生川上神社中社
※受付締切:令和4年5月15日

■6月26日
石上神宮 朝拝參列
石上神宮 神剣渡御祭前清掃奉仕
石上神宮 神社検定受験
神武天皇聖蹟菟田高倉山顕彰碑(14)
神武天皇聖蹟菟田穿邑顕彰碑(15)
※受付締切:6月15日

特集記事:[第7回]神社清掃奉仕 奈良 石上神宮

 
 

いざ、日本の傳統へ – Touch NIPPON –

ギネスブック公認の世界最古の國・日本。その建國の地・奈良と、千年の都・京都にある宿泊施設[はる家]では、築百有餘年の町家に受け繼がれた日本の傳統文化をお届けしたいと願つてをります。では、日本の傳統文化が受け繼がれた姿とは、具體的にどのやうな姿ですかと問はれれば、それは各家庭に神棚が祀られるやうになつた姿であらうと[はる家]は考へてゐます。史蹟探訪の他、神社清掃奉仕など、年間を通じて様々な祭典に奉賛する機會を通じて、日本の傳統文化に親しんで頂けましたら幸ひです。

奈良の春日大社の參道で創業した[はる家]は、三社(さんしや託宣(たくせん特設サイト)ゆかりの春日大社と石清水八幡宮。大和國一之宮の大神(おほみわ神社(じんじや、山城國一之宮の上賀茂神社と下鴨神社。石上神宮や奈良縣護國神社などで崇敬會等に奉賛してゐます。地域の氏神神社で傳統行事に參列するなど貴重な學びの機會を頂いてゐますが、[はる家]が公式サイト等で発表する内容は[はる家]が独自に責任を負ふものであり、神社関係團體とは一切関係ありません。

 
 

 
 

注意事項

お申し込みの前に必ずお読みください

  • 雨天決行です。※荒天の場合は中止となる場合がございます。
  • ご宿泊を伴う場合、參加費のほかに、ご宿泊料金を宿泊施設へお支払ひいただきます。
  • ご參加いただける組数には限りがございます。より多くのお客様が確実に參加いただけるよう、參加未確定状態でのご應募や無断での參加キャンセルはお控へくださいますやうお願ひ申し上げます。
  • やむを得ずキャンセルされる場合、キャンセルの連絡時期によつてキャンセル料が発生いたします。お申し込み前に下記キャンセルポリシーに関する注意事項を必ずご確認くださいますやうお願ひ申し上げます。
     
    キャンセルポリシーに関して
    キャンセルのご連絡
    • キャンセル、ご返金のお申し込みは電話(口頭)では受け付けてをりません。
    • キャンセルを行はれる場合には所定のお問ひ合はせフォームに必要事項をご入力いただきキャンセルのお申し込みをお願ひいたします。
    お客様都合のキャンセルの場合

    キャンセル日とキャンセル料

    • 3日前~1日前 :参加費の100%
    • 當日     :参加費の100%
    • (1)キャンセルのご連絡なく參加されなかった場合、および(2)開催後にキャンセルのご連絡をいただいた場合は返金対象外となります。
    • なお、キャンセルの場合、参加者に配布されるノベルティ等は配布いたしませんので予めご了承ください。
    開催中止の場合
    • 弊社都合での開催中止:參加費全額返金
    • 悪天候など危険が予想される場合の開催中止:參加費全額返金
    • なお、弊社からお客様に対して開催中⽌の連絡がない限り、天候(台⾵・降雪なども含む)などの事由によりキャンセルをされる場合であってもお客様都合でのキャンセルとなり、キャンセル料発生の対象となります。あらかじめご了承ください。
    返金方法
    • お客様が指定する銀行口座への振込
    • 振込手数料の負担:弊社都合による中止の場合を除き、お客様負担
    • 返金時期:開催終了後順次
     

 

お申し込みの流れ

 

 

はる家 東山

はる家 東山

築百有餘年(ちくひやくいうよねんの京町家、職住一體(しよくぢゆういつたいの「表屋(おもてや造り」を(つたへる[はる家 東山]。京都驛(きやうとえきから地下鐡十五分(ちかてつじふごふん、年間千二百萬人(せんにひやくまんにん以上が訪れる京都東山に位置し、清水寺、祇園、南禅寺ほかへ徒歩圏内。朝晩は白川の小川沿ひを歩く清々しい散策をお楽しみ頂けます。
所在地:〒605-0026 京都市東山区古川町542番地4
[はる家 東山]のサイトを見る

はる家 梅小路

築百有餘年(ちくひやくいうよねんの京町家四棟が隣り合ふ[はる家 梅小路]。京都驛(きやうとえきから程近く清水寺、祇園、金閣寺ほかにバス一本。町家ならではの「通り庭」があり、坪庭、出格子、圓窓(ゑんまど、縁側など傳統的(でんとうてきな京都の佇まひを(つたへます。
所在地:〒600-8834 京都市下京区和気町1番地12
[はる家 梅小路]のサイトを見る

はる家 ならまち

築百二十年を超える奈良の庄屋屋敷。日本庭園、家族風呂、縁側つき客室など傳統的(でんとうてきな日本家屋の佇まひを(つたへます。歴史的な町並み「ならまち」に位置し、奈良公園、大佛殿(だいぶつでんほか五つの世界遺産に徒歩圏。奈良(えきからバス八分(徒歩十五分)。
所在地:〒630-8342 奈良市南袋町31番地4
[はる家 ならまち]のサイトを見る

 
豫約(よやく(たうサイトが最もお得です。
お得な[公式WEB豫約(よやく特典]特設サイトはこちら>
 
 
電話でのご豫約(よやく・お問ひ合はせ
はる家 總合(そうごう豫約(よやく 075-533-3310(8:30-14:30|16:00-21:00)