[特集]はる家が家紋を大切に思う理由
世界に唯一、全ての国民が紋章を持っている国、日本。
平安時代後期から800年以上も続いている日本の素晴らしい文化の一つが家紋です。
今後、医療が益々発達し、どれほど長寿社会になったとしても、大きな歴史の流れから見れば、人間の一生が依然として短く、一代で成せることの余りに少ないことに変わりはありません。たった今、こうして読み書きしている言葉も、昨日今日できたものではなく、先人たちが後進のためを思い、世々を経て残してくださった成果です。
家紋も、子供や孫は勿論、遠い未来を平均して見越した先祖が、数え切れないほどのバトンを繋いで私たちに託した、期待と願いと応援のメッセージです。家紋を受け取る時、私たちは800年の時を超えて祖先の全てと繋がりを持つことができます。
皆さんは、ご自身の家紋をご存知でしょうか。
「日本の昔と今と未来を結ぶこと」を志して、築百有余年の町家に受け継がれた日本の伝統文化をお届けする[はる家]では、この度、京都に伝わる五色豆(ごしきまめ)をモチーフに、家紋をお手本にした新しいロゴを定めました。
お客様との全てのタッチポイントを通じて日本の伝統文化をお伝えしたい。スターバックスのセイレーンのロゴや、Apple社のリンゴのロゴのように、[はる家]の新しいロゴは、[はる家]のスピリットを表現しています。ロゴだけを見て、事業を営む理由がわかる。スターバックスやApple社のロゴデザインは、その意味や歴史を説明したサイトが沢山あります。[はる家]のような小さな会社が並ぶと馬鹿にされるかもしれませんが、[はる家]のロゴも同じように語れる内容を持っています。
全ての家紋に意味があり、すぐ側にある誇るべき日本の宝です。「日本の昔と今と未来を結ぶこと」を志して、築百有余年の町家に受け継がれた日本の伝統文化をお届けしようとしている[はる家]の社員として、自分の家紋を知らないというのは、スターバックスの社員がコーヒー豆に興味がないようなもので、宜しくないと私たちは考えています。
100年もののワインは、4,000万円程するそうです。800年もののワイン、そもそも飲めるのかわかりかねますが、もし飲めるのだとしたら、ワイン通の方には天文学的な価格が付くのではないかと思います。800年以上も受け継がれてきた家紋は、建国400年程のアメリカ一国より歴史があります。ましてや、たかだか数十年しか生きない私たちの価値観で判断して終わらせてはいけないものが日本の伝統には多く含まれています。
▲令和元年7月11日現在[はる家]に勤めている社員の家紋の一部
もし、おわかりにならない場合は、ご両親様にお尋ねください。それでもわからない場合は、お墓にお参りしてください。万が一、墓石にもない場合は、和尚さんに訊いてみてください。それでも知らないと言われたら、そんなお寺はこれを機にやめましょう。
「日本の昔と今と未来を結ぶこと」を志して、築百有余年の町家に受け継がれた日本の伝統文化をお届けする[はる家]では、学歴・年齢等は問わず、ご自分の家紋を知っていることを前提に採用活動を行なっております。採用活動は、求人媒体に掲載されていない期間も含め、年間を通じて行なっております。ご興味を持ってくださいました方は採用情報サイトよりご応募いただけます。
地域社会の魅力づくりに貢献したいと願う、多くの方のご応募をお待ち申し上げておりますとともに、末筆ながら、
貴家の益々のご清祥、ご繁栄、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。家紋をお手本に[はる家]の新しいロゴを採用した機会が、ご家族の昔と今と未来を結ぶ一助となりましたら、これに勝る喜びはございません。
はる家 社員一同